管理会社の入れ替え、マンション管理、失敗しないマイホームの選択...

管理会社の入れ替えを成功させるには?@

今ですと、リプレイスは
決して珍しいことではないですよね。

 

でも、数年前までは、
管理組合が管理会社を変更(リプレイス)することなんて、
ほとんどの人が考えていなかったのではないでしょうか?

管理会社の入れ替えを成功させるには?A

さて、現在、マンション管理適正化法において、
マンションの分譲時に重要事項説明なしで、
1年を超える管理委託契約を締結することは
禁止されているんです。

 

また、国土交通省が作成している
「マンション標準管理委託契約書」では、
契約途中であっても、3か月前に申し入れれば
解約できるという規定が盛り込まれています。

 

つまり、管理会社を替えようと思えば、
以前よりも簡単にできるようになっているということなんですね。

 

ただし、管理の目的は、
あくまでもマンションでの生活を快適にして、
マンションの資産価値を守ることにあるわけで、
リプレイスはその手段にすぎません。

 

リプレイスをしたものの、管理の質が下がってしまった
というのでは本末転倒ですからね。

 

なので、リプレイスを成功させるには、
新しい候補先をどのように選択するのかが
極めて重要になってきます。

 

管理会社にも様々なタイプがあって、
強みも違いますからね。

 

管理委託費(価格)だけではなく、
自分たちのマンションとの相性にも注目したいですね。

 

ちなみに、マンションと管理会社の
マッチングのためのサービスを提供してる会社もあるようですから、
そういったサービスを利用してみるのもよいかもしれません。

 

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マンション管理を見える化しよう!

マンションは年月とともに、建物や設備だけでなく、
住んでいる人々の生活や意識も変わっていきます。

 

それに応じて管理の内容や費用を最適化していくには、
マンション管理の「見える化」が必須です。

 

マンション管理というのは、
多数の業務を管理会社に委託して行われますが、
最終判断は管理組合と理事会が行います。

 

なので、理事会のメンバーに
優秀な人がいると上手く回ると言われています。

 

とはいえ、役員はせいぜい1年か2年ごとの交代制では、
すぐに元に戻ってしまいかねませんし、

 

一方で、
特定の個人があまり長く理事や理事長をやるのも
弊害があるわけです。

 

そこで、今後は理事会のアドバイザー役として
諮問委員会のようなものをつくって、
優秀な役員にはそこに残ってもらって
知識や経験を伝えてもらうというのも良いと思います。

 

管理会社に任せる業務についても、
細かく仕様を規定し、
定期的にチェックしていくことが必須となります。

 

つまり、マンション管理の様々なことを「見える化」し、
プラットホームとして整備するということですね。

 

ある会社では、このマンション管理の見える化を
システムとして提供しているそうです。

 

具体的には、ITを活用して管理員は毎日何をしているのか、
清掃や設備点検はいつどういう形で行ったのかを
すべてデータ化して、分析できるようになっているそうです。

 

まさに、これまでよくわからなかった業務が
見える化されたということですね。

 

これにより、情報が蓄積されることで、
標準化や改善がやりやすくなったわけです。

 

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絶対に失敗しないマイホームの選択とは?

これからの時代は、不動産広告やチラシを見て
「こんな部屋に住めたらいいな」といった
漠然とした憧れだけで、安易に買ってはダメですよね。

 

それですと、マイホーム選びで失敗する確率が
非常に高くなってしまいますからね。

 

マイホームの購入で一番大切なことは、
ライフプランと夢や希望に真摯に向き合うことであり、
次のようなことはとても大事なポイントになります。

■柔軟性を持つ
どんなに慎重にことを進めたとしても、数字上、多くのケースで
マイホームは負債にならざるを得ないという現実があるわけで、
その事実は受け止めなければならないでしょうね。

 

また、リストラに遭って住宅ローンが返済できなくなってしまったとか、
住宅を購入したばかりなのに転勤になってしまったとか、
不測の事態が起こる可能性もあるわけです。

 

そのような場合には、
マイホームを手放さなければならない可能性だってあるのです。

 

そうったときには、絶対にマイホームを手放したくないと頑なになるのではなく、
事態が収まるまで、誰かに貸しておこうというように、
発想を転換する柔軟性も必要ですよね。

 

マイホームを手に入れることと、誰かに貸すこと、この両方をあらかじめ視野に入れておくとよいと思います。

 

■信念を持つ
「絶対に良いマイホームに出会いたい」という強い気持ちがあるだけで、
マイホーム購入で失敗する可能性は減っていくものです。

 

これが「まぁ、ここならいいか、駅から近いし」とか
「まぁ、ここならいいか、値段も安いし」などと妥協してしまうのは
失敗のもとです。

 

その妥協が後々取り返しのつかない後悔の種になる可能性もあるあらです。
先人の多くの失敗を教訓にしたいところです。

 

■慎重さを持つ
「毎月、どれくらいのローンを返済していけばいいのか」
と金銭面で慎重になるだけでは足りません。

 

現在の不動産市場や業界はどういった状況なのか、
実際に何が起こっているのか、さらに将来はどうなりそうなのか、
などについて把握し、

 

その上で
「自分や家族の身を守りながらマイホームを購入する」
という慎重さを身に付けたいですね。

 

それらを身に着けたうえで、
「この物件は、本当に自分のマイホームにふさわしいのか」
と、常に客観的に判断しなければなりません。

 

こうしたことが、結果として
失敗しないマイホーム選びにつながると思います。

 

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