マンション購入と立地計画/長期的な家計診断は?

マンションの立地計画とは?@

何千万円もの高額な買い物ですから、
これからマンションを買う際には、
様々な知識を限身につけておきたいですよね。

 

立地計画というのは、周辺環境も含めて、
そのマンションが適切な状況で建てられているかどうか
ということに尽きるわけです。

マンションの立地計画とは?A

ですが、これを知る手立てとしては、
次のようなことがポイントになるんですよね。

 

かなり重要なポイントですので、
ご自身のマンション選びの参考にしてみてくださいね。

マンション購入の際の立地計画のポイントは?

具体的なマンション購入の際の立地計画のポイントは、
次の通りです。

■地盤
・その地域の地盤があまりにもひどいものでしたら、購入するのは見送った方が無難です。

 

・多少の不安材料はあっても、それを考慮して対策を練ってある物件でしたら、一考の余地はあるかもしれません。

 

・業者に尋ねたり、役所に行って調べたり、周囲に住んでいる人に話を聞いてみましょう。

 

■浸水
・役所に行くとその地域の浸水履歴が見られます。

 

・土地の形状として浸水しやすいときは、1階を高めにしたり、地下ピットを造らなかったり、エントランスまでスロープを付けたりして対応している業者があります。ただし、中には何の配慮もなくつくっている物件もありますので要注意です。

 

■治安
・その地域の治安はどうであるのかについては、地元の人や不動産会社に話を聞くのが一番です。

 

・自分が購入しようとしているマンションの防犯システムはどうなっているのかについても知っておきたいところです。

 

■大気汚染と臭気
・近くに工場やゴミの廃棄場、幹線道路などがある場合には、大気汚染の恐れがありますので注意が必要です。喘息やアトピーなど敏感なお子さんがいる人は、できれば避けた方が無難です。

 

・臭気というのは、我慢できる範囲とそうでない範囲があります。通常、キッチンはバルコニー側にありますが、共用廊下側に接しているマンションもありますので、その場合には、廊下に料理のにおいが立ち込めたり、生ゴミのにおいが漂うこともあり得ます。

 

・マンション周辺の住居や店舗の換気用ダクトも影響を及ぼします。すべてマンションの方にダクトが向いている場合は注意が必要です。

 

■騒音と振動
・物件の周辺に工場はないか、幹線道路はないかを確認しましょう。

 

・24時間営業の大型チェーン店やパチンコ店、テーマパークなど、騒音と振動のもとになる要素は多くありますからね。

 

・その近くに物件がある場合は、昼間のみならず、朝と夜、さらに平日と休日にも足を運び、どれぐらい生活に影響を与えるのかを体感してみることをお勧めします。

 

■周辺環境
・希望するマンションのみでなく、その周囲も視野に入れるようにします。

 

・その場所の「用途地域」についても調べておきましょう。

 

・将来的にマンションの周りがどうなるのかについては、その周囲の地主さんや駐車場の持ち主などに話を聞くとわかります。

 

・あまりに環境のリスクがある場合には、そのマンションは避けた方が無難です。

 

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長期的な家計診断はした方がいいの?

多くの人が家計をしっかり考えたという前提で、
住宅ローンを組んでマイホームを買っているわけですよね。

 

でも、それは現在の自分たちの生活に合わせた
資金計画であり、またローン返済を最重視した
資金計画ではないのでしょうか?

 

そういった考えですと、10年、20年経過すると、
必ずどこかに無理が生じてくるものですから、
かなり注意が必要ですよ。

 

理想としては、
自分たちの今後の生活をしっかりとシミュレーションして、
さらに自分たちにとって何が大切なのか、
優先順位をつけるべきだと思います。

 

その結果として、現在の自分たちでは
マイホームは購入できないという結論に至ったのであれば、
ほかの選択肢を探すまでですからね。

賃貸としてのリスクヘッジとは?

かつての日本とは違い、
現在は終身雇用や年功序列も崩れてきていますので、
サラリーマンと言えども、
いつ何時何が起きるかわかりませんよね。

 

実際、家族の入院や会社の倒産、減給、リストラ、転勤など、
いつ不測の事態が起こるかわかりません。

 

ですから、その時になって慌てるのではなく、
あらかじめリスクが生じたことを想定して、
それを回避する手段をとっておくと安心ですね。

 

例えば、5年後に
マイホームを手放さなければならなくなったときに、
自分たちにとって最も被害が少なくて済む方法は何か
と考えてみるとよいと思いますよ。

 

事実、マイホームを売却するとなると、購入したときより
あきらかにマイナスになってしまうはずですからね。

 

そうなると、誰かに部屋を貸して賃料を収入減としたほうが、
被害は少なくて済みますよね。

 

つまり、自分たちは安い賃貸住宅に引っ越しても、
その賃料は収入減で賄えるということですね。

 

よって、いくらで貸すことができるのかということを、
あらかじめ考えておくのがベストだと思いますよ。

 

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