ユニット工法住宅、給水管更生工事、延べ面積、共有持分...

ユニット工法住宅とは?

ユニット工法住宅というのは、
住宅の一部分(ユニット)を部屋単位で工場で生産し、
現場では工場で生産したユニットを組み立てて
住宅を完成させる方式の住宅のことです。

 

具体的には、プレハブ住宅の一種のことをいいます。

ユニット工法住宅のメリット・デメリットは?

ユニット工法住宅のメリット・デメリットは、
次のようなものです。

■メリット ⇒ 現場での工期が短いです。
■デメリット ⇒ 間取りの変更が困難です。

給水管更生工事による赤水対策とは?

この給水管更生工事は、赤水対策として、
マンションの改修工事などで採用され始めているようです。

 

赤水に対処するには、
更生工事のほか次のような種々の方法があります。

■電気防錆法
■磁気処理法
■カルシウム添加法
■脱気処理法...など

 

しかしながら、これらは、管自体の更生工事ではなく、
直接赤水に対する処理法である点には注意が必要です。

 

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給水管更生工事とは?

給水管更生工事というのは、
経年使用による給水管の内面に付着したサビや付着物を、
管敷設のままの状態で除去(クリーニング)し、
通水量を確保しつつ、

 

防サビを兼ねた樹脂系塗料などを
管内面に塗布(ライニング)することによって、
機能の回復と延命を図ることを目的として行われる
工事のことをいいます。

 

代表的な工法としては、まず、圧搾空気とともに
研磨剤を管内に送り込み、管内をきれいに磨き上げます。

 

その後、エポキシ樹脂塗料を管内に送り込み、
管内にボールやピグを入れて、その転がり作用によって
樹脂塗料をライニングするというものがあり、
これが基本原理となっています。

延べ面積に算入しないものは?

容積率の算定に当たり、
延べ面積に算入しないものとしては、
次のようなものがあります。

■建築物の地階で住宅の用途に供する一定の部分の床面積
■共同住宅の共用の廊下または階段の用に供する部分の床面積
■自動車車庫その他の専ら自動車や自転車の停留または駐車のための施設の用途に供する部分の床面積...など

 

ちなみに、幅員6m以上12m未満の前面道路が
延長70m以内で幅員15m以上の道路(特定道路)
に接続する場合は、

 

特定道路までの距離に応じた数値を
加えること等の特例があります。

 

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容積率とは?

容積率というのは、
建築物の延べ面積の敷地面積に対する
割合のことをいいます。

 

具体的には、建築物の規模とその地域の道路等の
公共施設の整備状況との
バランスを確保すること等を目的として、

 

都市計画区域内または準都市計画区域内においては、
用途地域の種別と前面道路の幅員により、そ
の最高限度が制限されています。

共有持分とは?

共有というのは、複数人が一つの物の所有権を
量的に分有する状態のことをいいます。

 

また、各共有者は、共有の目的物に対して
「持分」という割合的所有権を持っていますが、
通常の1個の所有権というのは、
この各共有者が持っている持分を合計したものです。

 

とはいえ、どこまでが自分の持分であるかという
境界を決めることはできませんので、
お互いに共有部分を重複的に分量として
観念的に所有しているということになります。

 

なお、区分所有法では、建物の共用部分は、
区分所有者の共有とし、その持分権は
専有部分の割合によって算出することとしています。

共同代表とは?

区分所有法では、管理組合法人は、原則として、
理事を置かなければならないこととなっており、
また、理事が数人いるときは、
各自が管理組合法人を代表することとされています。

 

ただし、規約あるいは集会の決議で代表理事を決めること、
または複数人が共同して管理組合を代表すべきこと、
つまり、共同代表の定めをすることも認められています。

 

なお、代表理事や共同代表の定めをしたときは、
その旨の登記をしなければ、
善意の第三者には対抗できません。

 

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