基礎工事前、工事途中のチェックポイント...

重要ポイントは基礎工事前か工事途中に確認しよう!@

建売住宅の場合は特に、
大切なことを確認しなかったために
後でトラブルになることは多々あるわけです。

 

実際、建売住宅であっても工事途中の物件であれば、
ユーザー自身が基礎周りの重要な箇所を
確認することが可能ですから、
ぜひ行うようにしてくださいね。

重要ポイントは基礎工事前か工事途中に確認しよう!A

どのような建売住宅であっても、
基礎工事には基礎伏図と呼ばれる図面があって、
その図面に基づいて施工されているわけです。

 

なので、購入を検討している物件があったら、
販売会社からの図面のコピーをもらって、
現場の状況と図面を見比べてみれば、
手抜き工事を防げると思います。

具体的な重要ポイントの確認方法は?

建築知識がないから不安だ
と思う人もいるかもしれませんが、
基本的には、図面とサイズが合っているかどうか
の確認のみなので、心配は無用です。

 

具体的には、例えば、次のようなところを見てください。

■アンカーボルトの本数が合っているか
■基礎のコンクリートを流す前に組む仮枠の大きさはどれくらいか
・仮枠の太さで、コンクリート打設後の基礎の太さを想定できます。
■鉄筋の太さはどれくらいか...など

 

このようなポイントは、図面に記載されていますので、
確認するのは全然難しくありません。

 

営業マンと建築現場へ同行して一緒に確認すれば、
何らかの不具合が見つかったとしても、
修正の交渉がスムーズにいく可能性もありますしね。

 

つまり、買主だけが単独で確認するよりも、
販売会社の社員と一緒に行うことによって、
何か不具合の発見した場合の対応は早くなるということですね。

 

なお、確認する際には、
次のような用具は最低限必要になりますので、
近くのホームセンターなどで事前に購入しておくようにしましょう。

■メモ帳
■カメラ
■鉄筋
・1m程度のもの。
・割栗石が敷き詰めてあるか、地面を刺して確認します。
・施工されていれば鉄筋は刺さりません。
■方位磁石
■水準器(水平器)
■メジャー
■ヘルメット
■軍手...など

 

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建ぺい率とは?

建ぺい率というのは、
建築面積の敷地面積に対する割合のことです。

 

この用語は不動産広告などでも
頻繁に出てきますのでぜひ覚えておいてくださいね。

 

なお、都市計画では、
建築面積が敷地面積と同じ比率になるケースはなく、
平均的に敷地面積の60〜80%程度が多いんですよね。

容積率とは?

容積率というのは、建築物の延べ面積が
敷地面積に対する割合のことをいいます。

 

容積率も建ぺい率と同様、
重要な用語ですから覚えておくと良いと思います。

 

なお、一般的には200%程度ですが、
規制の厳しい住宅地などでは、
160%程度まで下げられるケースもあるようですね。

セットバックとは?

セットバックというのは、
建築物を道路境界線や敷地境界線などから
後退させて建築することをいいます。

 

また、後退することを指す場合もあります。
具体的には次のようなケースです。

■建築物の外壁を道路境界線から後退させるケース
■道路沿いに家を建てる際に、敷地の一部を道路を供出するケース
■道路の斜線制限により、マンションなど高層建築物の上層階を階段状に後退させるケース

メーターモジュールとは?

メーターモジュールは、
単にモジュールという場合もありますが、
この「モジュール」とは単位のことです。

 

設計の単位が、従来の尺貫法からメートル法に変わると、
基本単位が大きくなるので、居室面積や廊下の幅員を
ゆったり取れるようになります。

 

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