中古戸建て住宅のメンテナンスとリフォームはどうしたらいいの?

中古物件の修繕・修理は将来のライフスタイルを見据えて行うとは?@

中古物件を探していると、
なかなか自分の希望通りの物件というのはないわけです。

 

そんなとき、耐久性があって、地盤もしっかりしている
という条件を満たした物件があったら最高なんですけどね。

 

そういう物件を探していて、割安な中古物件が見つかったら、
大幅にリフォームを行うのもオススメです。

中古物件の修繕・修理は将来のライフスタイルを見据えて行うとは?@

というのは、新築住宅よりも経済的に、
自分のライフスタイルに合った
快適な住まいを実現することもできるからなんです。

 

ただ、どんなリフォームを行ったらいいのかということで、
また迷ってしまうわけです。

具体的な中古物件の修繕・修理方法は?

そんなとき、まずは中古住宅の場合でしたら、
リフォームで真っ先に手を付けたいのは、
長く生活するためのメンテナンスになるでしょうね。

 

つまり、次のような修理や修繕にかかわる部分ですね。

■シロアリの被害
■雨漏りの有無
■屋根瓦の破損や欠損
■外壁の亀裂やゆがみや破損
■配管などの設備類の老朽化...など

 

こうした部分は、築年数が長いほど
避けて通れない問題点といえるんですよ。

 

とはいえ、安心して新生活のスタートを切るための
必要経費ともいえますから、購入前に
リフォーム資金について考えておくようにしたいですね。

 

もちろん資金的に余裕があれば、
ライフスタイルや好みに合わせて
住まいを理想の状態に近づけたいですよね。

 

例えば、次のような将来の暮らしを見据えて
先手を打ったリフォームが考えられるとさらに良いですね。

■障碍者や高齢者に配慮したバリアフリー設計
■収納プラン
■子供の成長や家族構成の変化に応じた間取りの工夫
■住まい全体のクリーニングだけでなく...など

 

なお、中古物件を購入する前に
入念な物件チェックを行っておくと、
リフォームを含めた購入資金の全体像が明確になりますので
ぜひやっておきたいですね。

 

★バリアアフリー
・階段やトイレ、浴室などに手摺りを設置したり、居室の間の段差をなくすことも重要ですが、いずれにしても、対象となる介護者双方の使い勝手に合わせた造りが必要になります。

 

★リフォームプラン
・平成12年10月改定のの公庫(現在は住宅金融支援機構)の新制度によって、中古住宅の購入と同時にバリアフリー工事あるいは省エネルギー工事を伴うリフォームを行った場合、リフォーム後の中古住宅のタイプに応じて、有利な返済期間(最長35年)や金利でリフォームローンを利用できるようになっています。

 

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修繕計画は長期的視点で考えよう!

中古物件の場合には、新築物件よりも
修繕計画がより重要になるんですよね。

 

一般的に、戸建て住宅というのは、
築5年頃から室内外の汚れなどが目立つようになり、
設備の不具合や水回りのタイルのひび割れなども
発生し始めるわけです。

 

そして、10年を過ぎる頃には、給排水管などの劣化や
各種接合部分のゆるみが生じたりするのです。

 

さらに、15〜20年が経過すると、
今度は壁面の破損や亀裂、設備の寿命などの問題が
出てくると言われているんですよね。

 

しかしながら、住宅の耐用年数は、
実はこまめに手入れや修繕を行うことによって、
大きく延ばすことができるというのはご存知でしたか?

 

つまり、老朽化の症状が明らかになったり深刻化する前に、
その時々の適切な点検とメンテナンスを欠かさないことが
大切だということなのですね。

 

特に中古住宅の場合は、リフォームと言っても、
そのほとんどが、長期にわたり安心して住むための
メンテナンス工事になるわけです。

 

今後何十年も暮らす住宅になるわけですから、
やはり中長期的な修繕スケジュールも
頭に描いておきたいところです。

 

また、リフォームを依頼する業者についても悩むところですが、
これは、その家を建てた業者にお願いするということで
解決できると思います。

 

というのは、家を建てた業者であれば、
その家のことを最もよく知っていますからね。

 

なので、困ったときはこまめに連絡することができるわけです。

 

さらに、将来的なリフォーム計画を含め
相談に乗ってもらえるような信頼関係を築ければ、
より助かるはずです。

 

住まいを大切にしてリフォームやメンテナンスを行うことは、
貴重な財産を守り、資産価値を高めるということにもなるので
非常に重要なことなのです。

 

もしも将来売却することになったとしても、
しっかりと手入れをしていれば、
その時に公開することもないでしょうから。

 

★耐用年数
・建て替えが必要になるまでの期間のことです。

 

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