中古マンションのデメリット/不動産業者で物件を契約したら…

中古マンションのデメリットは?@

中古マンションで最も注意したいのは何だと思いますか?

 

これは老朽化なんですね。
もちろんリフォーム次第では、
新築と遜色ない居住環境を実現することもできます。

 

ところが、居住性や耐用年数というのは、
管理体制によって大きな差が生まれるものなのです。

中古マンションのデメリットは?A

そのため建物自体の劣化の程度によっては、
長期修繕の際のみならず、状況に応じて
高額の修繕費を支払わなければならないケースもあるんです。

 

専有部分では、新築に比べて
メンテナンスにかかる費用が割高になることも、
覚悟しておいた方が良いかもしれませんね。

 

また、住宅ローンの融資条件は
通常築年数により異なるわけですが、
新築マンションよりも相対的に不利になることは
頭に入れておきたいですね。

 

住宅金融支援機構の場合、
新築マンションなら最長35年の長期間返済も
簡単に組めむことができますよね。

 

でも、中古マンションの場合ですと
返済期間の上限が通常20年になってしまうんですよね。

 

ただし、優良中古住宅の指定を受けた物件であれば、
新築並みの35年まで延長することができます。

 

なので、長期返済を考えている人は、
優良中古住宅指定物件を探すようにしたほうが
よいかもしれませんね。

 

ところで、建物の耐震基準というのは、
優良中古住宅の適合基準の1つでもあるわけですが、
1981年の新耐震基準以降ずっと同じなんですよね。

 

1999年に発生した阪神淡路大震災でも、
この新耐震基準をクリアしていたほとんどの建物では、
思った以上に被害が少なかったことから、

 

耐震の強度が気になる場合には、
この基準が1つの目安になると思います。

 

マンションの耐震性能は設計図書の中の
構造計算に書かれていますが、これは専門知識がないと、
読み解くのはまず無理ですね。

 

なので、設計事務所などで
説明してもらうことをおすすめします。

 

他には、居室内の水平垂直を見て
大きな傾斜がないことを確認したり、
法務局で土地の履歴から地盤をチェックするなど、
新築マンションと同じ内容のの確認をすると良いと思います。

 

★優良中古住宅
マンションに限らず、築年数が20年以内で建築基準法や住宅金融支援機構が定める基準に適合し維持管理が一定の基準に達し、新築耐震基準の適合受けていることが条件とされています。

 

★構造計算
建物の構造が耐えられる限界点を導く計算のことです。

 

★水平垂直の見方
水平はビー玉の転がり具合、あるいは水平器で見ます。垂直は1メートルほどの糸に重りを結び、確認したい場所の天井付近に画鋲で止めてぶらさげて見ればチェックできます。糸と壁面のすき間が、一定の間隔なら問題ありません。

 

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不動産業者で物件を契約したら手数料が必要?

どんなサービスを購入するにもお金を取られるわけですが、
マイホームを買う場合も同じなのですよね。

 

中古マンションだけでなく、
不動産業者で住宅の購入契約を締結したら、
その業者にも手数料支払うことになりますからね。

 

この手数料の金額ですが、
販売価格の3%と決まっているんですよね。

 

なので、購入のための資金計画を立てるときには、
不動産業者への手数料も考えておく必要があります。

 

また、不動産業者の中には無免許で営業している
ブローカーと呼ばれる人や会社があるのはご存知でしたか?

 

こうした業者から紹介された物件を契約すると、
規定の手数料よりも
高額な金額を請求されることがあるんです。

 

なので、必ず登録業者であるかどうかを
確認することが大切です。

 

ちなみに、登録業者かどうかの確認方法ですが、
これは、業者の事務所に地方自治体の発行する金色の
「不動産登録業」の看板が掲示されているかどうか
をチェックすればOKです。

 

また、そこの社員が
宅地建物取引主任者免許保持者であるかどうかも
重要ですので併せてチェックしましょう。

 

宅地建物取引主任者の資格は、
不動産業を営むためには必ず持っていなければなりませんので、
確認のために免許証の提示を求めることも
重要なポイントといえます。

 

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