売買契約書と建物の維持管理にかかる費用は?

売買契約書はしっかり読まないとダメ?@

不動産を購入する際には、必ず契約を結ぶわけですが、
この契約書に書かれていることは、
非常に重要なことばかりですので、
ぜひ熟読するようにしてくださいね。

 

マンションを購入する際には、
販売会社が用意した不動産売買契約書
(土地付区分所有建物売買契約書)
に署名捺印しますよね。

売買契約書はしっかり読まないとダメ?A

この売買契約書は販売会社が用意することから、
販売会社に有利な契約になっているケースもあるわけです。

 

なので、冷静に契約書の内容をじっくり検討し、
公正さを欠いていないか
をきちんと確認する必要があるのですね。

契約書の内容をしっかりと読まないで署名捺印してしまったら?

契約書の内容をしっかりと読まないで
署名捺印してしまったことから、
後で気付いたことがあった場合には、

 

今度は、契約変更の手続きをしなくてはならなくなりますので
注意してくださいね。

 

本来の契約のあり方からすると、
売主と買主の双方で話し合い、納得の上で
正式な契約書を作成するのが望ましいわけですよね。

 

でも、マンションの契約書に限らず、
売買に関する契約書というのは、
売主であるメーカーなどが作成したものとなってしまうのが
一般的であり、これは本当に残念な点ですよね。

 

例えば、家電製品が故障したときに、
メーカーの保証書はあるのに、販売店の印鑑と販売日がないと、
保証期間内なのに無料補償が受けられなかった、
という経験のある方も少なくないのではないでしょうか。

 

このように、売主主体の契約書に、
買主に不利な条件があったとしても、
買った時点では見落としがちで、

 

トラブルが生じてはじめて
その問題に気づくことも少なくないのですよね。

 

マンションをはじめとした、不動産売買に関する契約書も、
このような買主に不利な契約内容になっているケースも
ありますので、十分に注意してくださいね。

 

とにかく契約が決まったら、
事前に契約書のフォーマットをコピーしてもらいましょう。

 

そして、何度も繰り返し読み込んで、
問題点を見つけ出すことが大切ですよ。

 

※売買契約書
…契約書にサインしないと契約は成立しないと考えている人も少なくないようですが、実は、口約束でも契約は成立します。

 

※契約変更
…契約成立後に変更してほしい箇所や問題点に気づいたとしても、簡単に変更することはできません。どうしても変更したい箇所が発生した場合は、売主の了解を取れれば変更可能です。

 

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建物の維持管理にかかる費用は?

マイホームを購入するときは、
とにかく買うことばかりに気が行ってしまって、
手に入れた後の維持管理については
疎かに考えがちですよね。

 

マンションというのは、
コンクリートで造られた巨大な建物ですよね。

 

なので、建物の維持費やメンテナンスにかかる費用も
高額となりがちなんです。

 

この維持管理費用の目安としては、
建物の規模や構造、修繕やメンテナンス内容によっても
違ってくるわけです。

 

例えば、
100世帯程度の地上7階建てほどのマンションでしたら、
新築後2〜3年で行われる共有部分の電球・蛍光灯の
交換のみでも約200万円もの費用がかかるんですよ。

 

なお、必要以上に
ゴージャスなシャンデリアや電飾を設置していれば、
その分だけ費用もかかるということは頭に入れておきたいですね。

 

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