インフィル/屋上緑化とは?

インフィルとは

どのようなもの?@

 

インフィルというのは、室内の間取りや設備のことをいい、
建物の骨組み(躯体)や共用部分である
スケルトンに対する対語として用いられます。

 

一般に分譲マンションというのは、
スケルトンとインフィルとを組み合わせた完成品として
販売されます。

インフィルとは

どのようなもの?A

 

しかしながら、
最近はスケルトン住宅として、建物の躯体のみを
あらかじめ決められた仕様やデザインでつくって、

 

間取りや内装などは
購入者が自由設計によりつくる方式のものもあるようです。

 

ちなみに、SI工法と呼ばれるものは、マンション建設当初、
インフィル部分を後から自由に変更できるよう
スケルトンとインフィルを区分して建築する工法です。

 

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東京都の

屋上緑化義務付けとは?

 

平成13年4月から、東京都では
改正自然保護条例の施行により、

 

敷地面積1,000u以上の民間建築物
(公共建築物は250u以上)を新築・増築するときには、
地上部の空地部分の20%と屋上の利用可能部分20%を
緑化することが義務付けられました。

 

屋上緑化は、植栽後に改修や補修が行いにくいので、
屋上面の防水には高い性能が要求されます。

 

特に、次のような高い性能を持っていないと、
防水層を破って漏水事項につながる原因となりますので
注意が必要です。

■土壌中のバクテリアに対する耐性を持っていること
■肥料や防虫剤などの耐薬品性を持っていること
■樹木の根が防水層に侵入しない耐根性能を持っていること...など

屋上緑化とは

どのようなもの?

 

屋上緑化というのは、
ビルやマンションの屋上の空きスペースを利用して、
芝生や草花、樹木などを植えて緑地をつくることをいいます。

 

屋上緑化には、次のような効果があると言われています。

■冷暖房費抑制
■紫外線による建物の劣化防止
■建物の断熱、防音
■景観や心理的効果...など

 

最近は、ヒートアイランド現象の緩和にも有効である
として注目を集めています。

 

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