建築主事/建築基準法と建築基準条例/近郊緑地保全区域/切土とは?

建築主事とは

どのようなもの?

 

建築主事というのは、
建築行政にかかわる職制のことです。

 

建築主事は、特定行政庁の指揮監督の下に、
建築物の建築等に関する申請と確認に関する事務を
行うための地方公共団体の職員のことをいいます。

建築基準法とは

どのようなもの?

 

建築基準法というのは、建物に関する法律で、
国民の生命・健康および財産の保護を図ることを目的として、
建築物の敷地、構造、設備および用途に関する
最低の基準を定めた法律のことです。

 

この建築基準法の内容としては、次のように分けられます。

■単体規定 
単体規定は、個々の建築物に関するものです。

 

■集団規定 
集団規定は、都市計画区域内等における建築物の相互関係に関するものです。

 

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建築基準条例とは

どのようなもの?

 

建築基準条例というのは、
建物に関する県市町村の法規です。

 

建築基準条例は、地域の特殊性を加味して、
建築物の敷地・構造または建築設備に関して
必要な制限を付加し、
その地域のみに適用される規定のことをいいます。

 

ちなみに、東京都では、建築安全条例という名称です。

近郊緑地保全区域とは

どのようなもの?

 

近郊緑地保全区域というのは、
都市計画で用いられる区域のことです。

 

近郊緑地保全区域は、首都圏の近郊整備地帯内
または近畿圏の規制都市区域の近郊において、
良好な自然環境を有する緑地を保全しようと設けられた
区域をいいます。

 

なお、近郊緑地保全区域の区域内での、
建築物の新・改築、宅地造成等を行う場合には、
都道府県知事への届出が必要になります。

 

切土とは?

 

切土(きりど)とは、土木施行方法の1つです。

 

切土は、宅地造成においては、
現状の地盤を削って平らにする土木工事を意味します。

 

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