網入りガラスとは?
どのようなもの
網入りガラスというのは、防火・防犯のために、
厚板ガラスの中に金属の網(ワイヤー)を入れた
板ガラスのことをいいます。
この網入りガラスは、主に共同住宅で用いられていて、
万一ガラスが割れても飛び散らないように工夫されています。
なお、通常の住宅用板ガラスは3〜4oの厚さですが、
網入りガラスはワイヤーが入っていることから、
6.8oが一般的厚みとなっています。
合わせガラスとは
どのようなもの?
合わせガラスというのは、2枚の板ガラスの間に中間膜として、
ポリビニルなどの透明性の有機質膜を挟み込んだ
ガラスのことをいいます。
合わせガラスのメリットとしては、次のようなことが挙げられます。
■ガラスを割っても中間膜のために穴があかないので、防犯性が高まる。
■破損してもガラスが飛び散らない。
■断熱効果がある。...など
ちなみに、最近「防犯ガラス」として市販されているものは、
ガラスが破られないよう防犯性も考慮して、
中間膜を3〜5枚ほど重ねて挟み込んだものです。
合わせガラスと複層ガラスの
違いは?
合わせガラスは中間膜を挟んで密着しています。
一方、複層ガラスは
2枚のガラスの間に空間を設けて空気層をつくって、
さらにはアルゴンなどの気体を入れた気体層をつくることにより、
遮音性や断熱性をつくり出すように設計されています。
階高とは
どのようなもの?
階高(かいだか)というのは、
建物の各階の高さのことをいいます。
具体的には、例えば、「1階の階高」といった場合には、
1階の構造部の床面から
2階の構造部の床面までの高さを表します。