汚泥の引出し/活性汚泥/アネックスアトリウムとは?

汚泥の引出しとは

どのようなもの?

 

汚泥の引出しというのは、槽内に溜まった汚泥やスカムを
外に排出する作業のことをいいます。

 

具体的には、浄化槽の保守点検と清掃は、
毎年1回※行う必要があるのですが(浄化槽法10条)、
その清掃作業の中で行われる作業のことです。

 

※全ばっき式のものは6か月ごとに1回です。

活性汚泥とは

どのようなもの?

 

活性汚泥というのは、
通常、AS(activated sludge)と呼ばれるものです。

 

具体的には、有機物を含む排水を浄化する際に生ずる
好気性微生物のフロックの沈殿物のことをいいます。

 

また、バクテリアや原生動物を主体とし、
その構成は汚水の性質によるので一定ではありません。

 

ちなみに、活性汚泥法と呼ばれるものは、
活性汚泥の特性を利用した代表的な排水処理法です。

 

これは、汚水中の汚れ(有機物)を、
これらの微生物集団(活性汚泥)に食べさせて、
水を浄化させる方法です。

 

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汚水層とは

どのようなもの?

 

汚水層というのは、
し尿を含む汚水のみを貯留する排水層のことをいい、
次のような2つの方式があります。

■公共下水道が完備していない地域では、
浄化槽を設置して汚水を浄化してから放流する方式

 

■敷地内にいったん汚水を貯留してから水中ポンプなどでポンプアップして、
公共下水道へ接続して汚水を直接放流する方式

 

なお、敷地内の汚水層にいたるまでに、排水管の途中に
点検用の小型枡が設置されていますが、
これを汚水桝と呼んでいます。

アネックスアトリウムとは

どのようなもの?

 

アトリウムというのは、元来は古代ローマの邸宅にあった
中庭を指して用いられた用語です。

 

現在では、建築物内に設けられた、ガラス屋根を頂いた
大きな吹き抜けを持つ室内空間を指してアトリウム
と言うケースが多いようです。

 

なお、マンションでも、エントランスなどの共用部に
開放的な吹き抜け空間を設けることがあります。

 

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