安全装置付きエレベーター/安全条例/泡消火器とは?

安全装置付きエレベーターとは

どのようなもの?

 

安全装置付きエレベーターというのは、
安全装置を装備したエレベーターのことをいいます。

 

このエレベーターを利用しているとき、
地震や停電などの異常が起こると、
自動管制運転に切り換わり、
最寄りの階に緊急停止してドアを開けます。

安全条例とは

どのようなもの?

 

建築基準法68条の9によると、

『地方公共団体は、その地域のまちづくりの理念や状況、気候や風土の特殊性、建築物自体の特殊性や規模などに注目して、建築基準法の規定だけでは建物の安全、防火、衛生の目的を十分に達せられないと判断されるときは、条例で建築物の敷地、構造または設備に関して必要な制限を加えることができる』

とされています。
つまり、この規定は、建築基準法の上乗せ規定ですね。

 

ちなみに、東京都建築安全条例などをはじめ、
各自治体により独自の条例が制定されています。

 

スポンサーリンク

泡消火器とは

どのようなもの?

 

泡消火器というのは、泡を出して可燃物を覆い、
主として窒息効果により消火する方法の消火器になります。

 

この泡消火器は、
とくにB火災と呼ばれる油火災に有効ですが、
次の2つものがあります。

■化学泡消火器
使う際に2剤を化学反応させ発泡作用を起こすとともに
二酸化炭素を発生させ圧力で泡を放出するタイプです。

 

■機械泡消火器
畜圧式で放射の際にノズルより空気を吸入し、
泡を発生するタイプです。

 

泡消火器設備は、
水による消火方法では効果の見込めない
油火災などの消化を目的としたものですが、

 

泡が油面を被覆することによる窒息効果と、
泡に含まれる水による冷却効果も加わり
消火効果をあげています。

 

ちなみに、泡消火器設備には、
移動式と固定式の2種類があり、
主としてマンションの駐車場などに設置されているのですが、
駐車場用には一般に移動式が採用されているようです。

 

スポンサーリンク